torsdag den. 18 september 2014


今回は東京にいるノブエさんにコペンハーゲンから原稿を送ります。
いつも通りメールで送るのですから何も変わったことはないのですが、
気分が違います。ちょっと遠くから送りますよー！いう気持ちです。
日本とデンマークの時差は７時間（冬は８時間）今頃イベントの準備で
忙しいだろうなあ、と想像をしながら原稿を作成しています。
それにしても便利な世の中になりました。デンマークに暮らしているので
尚更の様に毎日インターネットのお世話になっているのですが、
最近では８０才を過ぎた母からスカイプで連絡がくるようになりました。
スカイプが電話と大きく違うのはお互いの姿が見えること。
遠くに暮らす者にとって本当に有り難い大発明！です。お互いをとても身近に
感じられるし元気な様子に安心も出来ます。画面に映る母の笑顔を見ながら
高齢者でも簡単にPCを操作出来る世の中になったと感慨深いものが有ります。
言い換えればそれ程コンピューターが賢くなって来ているということで、
SFの世界がものすごいスピードで現実になりつつあるような気がしますが、
今は考えすぎずに便利な世の中に感謝して原稿を書き進めましょう。

コペンハーゲンは暖かい毎日が続いています。この調子で行けば９月の
平均気温を大きく上回ること間違い無し。いつもならそろそろ暖房の心配を
する頃なのですが、本日も２０℃近くになるという予報に暖房どころか窓を
開けて風を入れ、普段は地下の乾燥室に干す洗濯物を裏庭に干しました。
柔らかい秋の陽射しを浴びて気持ち良さそうです。
このポカポカ陽気で庭の植物もちょっぴり戸惑い気味の様子です。
サルビもラベンダーも二度目の花をつけ、芝生にはキノコと一緒に白い
デージーが咲いて春のようです。秋の日が当たっている芝生には、賑やかだった
夏の余韻が残っているような…、みんなの朗らかな声が聞こえてくるような…、
そんな気配さえ漂っています。でも、このポカポカ陽気を楽しむのも今の内、
瞬く間に寒い季節がやってくるのです。

実はこうしている間も地下では地域暖房の工事の人が来てセントラル
ヒーティングの調整をしている真っ最中、明日は例の電線引き込みで
我が家の内外で工事が始まります。電線が地下に埋まると昨今の異常気象に
よる電線トラブルが解消するという事です。
暗く寒い季節が来る前に終了するよう電力会社も頑張っている様子です。
私もお天気の良いうちに煖炉の薪用に庭の小枝を集めなくては…
暖かい内に…　こうして冬を迎える準備は着々と進んでいます。


岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/





秋の陽射しを受けてながらの読書も良いものです。



裏庭に干した洗濯物が気持ち良さそう！



秋の庭の花を生けました。白くて丸いスノーボールがキャンドルに映えます。



今日の庭から。壁に映る陰が日増しに長くなって来ています。