2014年10月~12月
【きょうのクロスステッチ Vol. 268】 by 岡村恭子
VOL.268 師走の雑記 2014 ☆
torsdag den. 5 december 2014
師走になりました。
何かと気ぜわしい年の瀬です。
そのせいでもないでしょうが、何故かこの時期スーパーマーケットに行くと、
ついついあれもこれもとカゴに入れ、気づくと家族3人では食べきれない程
買い込んでしまったりします。
クリスマスシーズンの精肉売り場には大きなブロックが山になって売られています。
そりゃあ、皮付き豚肉のローストは美味しいに決まっているけれど、毎日食べて
ばかりいられません。そういう時はブロックを買って来て解体作業です。
皮を削ぎ取り、骨を取り、豚カツ用にスライス、一枚ずつラップで包み冷凍します。
鶏肉に関しては “ 丸ごと 、皮と骨付き、ミンチ、ささみ “ と揃っているのに、
“ 皮付き骨抜き “ だけ無い!…書いていてこんがらがってしまいますが、
要するに「帯に短しタスキに長し」なのです。仕方が無いので焼き鳥などの時には
“ 皮と骨付き “の骨を取り除きます。ついでに骨でスープを作り冷凍ストックします。
このように日本のお惣菜を作る時には一手間かけなければならない。
私がお肉をさばいている時はブッチャーになった気分でがんばります。
以前も書いた通りhttps://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/173.html
車の運転に向いていない私は近くの買い物はいつだって自転車です。
夏のカラリと晴れた日などは気分爽快、気軽にペダルを踏めばそのまま何処までも
行けそうな気分になりますが、冬はその正反対です。
まず第一に着膨れている。日中でもライト点灯しなけらばならない。以前転んで
救急車に乗ってしまって以来https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/677.htmlヘルメット必携。もちろん手袋も必携です。
想像しただけでも面倒くさそうでしょう?でも、これは私だけではありません。
コペンハーゲン市民の50%が自転車通勤通学なのです。だから…
自転車に乗る人と降りる人がライトを付けたり外したり、ヘルメットを冠ったり
脱いだり、手袋をはめたり外したり…黙々とルーティーンにそって行動している
風景が至る所で展開されています。
ところで、デンマークのショッピングのコツのひとつは、欲しいモノが見つかった
時には迷わず買う事。品切れが当たり前の国なので、すぐに売り切れてしまいます。
今迄に悔しい思いをしたこと数知れず。
買いすぎてしまう原因はどうやらその辺にも有りそうな気がしてきました。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
こういうブロックをロースカツ用に切って行きます。
皮付きローストポーク=フレスクスタイはクリスマスに書かせないご馳走です。
皮が写真のようにサクッと焼き上がれば大成功!
クリスマスのプレゼントを探す人でどのお店も賑わい、店先も華やぎます。
お花屋さんの店先にはこんな木箱に入ったリースがありました。プレゼントに良さそうですね!