torsdag den. 13 augusti 2015

気がつけば８月も半ばとなりました。
日本はお盆休みで皆さん休暇を楽しまれている頃だろうと思います。
コペンハーゲンは６月のサンバカーニバルに始まって、若者達が
ストリートで盛り上がったディストーション、街中がスイングするような
ジャズフェスティバル、少し遠出のロックフェスティバル（於 : ロスキレ）
と続き、コペンハーゲンマラソンで汗を流して一息入れて…そして先週は
私達も楽しんだオペラフェスティバル、週末は真夜中まで大盛り上がりの
カルチャーハウン、とアウトドアのイベントが目白押しでした。
もうそろそろお終いかしら？…と思っていたら今週はダンスウィークです。
http://www.danskdanseteater.dk/
どこで？かと言うとコペンハーゲン警察署のコートヤードで！
TIVOLIというなら分かるけれど警察署と聞くとちょっと驚きますよね。
実は本署が移転した後の旧コペンハーゲン警察署、ポリチガーデンという名称で
親しまれています。現在も通常職務を行っているとのことですが事件より
庶務中心に文化及び広報部署のようです。
旧警察署とはいうものの場所柄テロリストが人混みに紛れ込んで爆弾を
仕掛けやしないか？と思う人もいそうな気がしますが、そのような心配は
誰一人としてしていない様子です。何事も神経質にならず大らかなのも
この国の人々の良い所かもしれません。

そういえば、少し前まで神経を尖らせていた空港のセキュリティーチェックも
最近とみに大雑把になって来ているような気がします。
一時は洗面具の中に入っている小さな化粧水でさえ没収だったのに、
人件費節約でチェックインも完全セルフサービス、荷物も自分で計量して
ベルトコンベアーに乗せます。ホントに大丈夫？と聞きたくなりますが、
最新システムでしっかりセキュリティーチェックしているのだろうと信じる事に
しています。

パン屋さんの前にパトカーが斜め緊急停車したから、どうしたんだろうと思ったら、
ポリスがおやつのパンを買っていたり、数台がサイレンを鳴らし猛スピードで
赤信号の交差点を走り抜けて行くから大事件！と思うと、緊急事態発生時の
トレーニングだったり…と、そんな光景をしばしば目にします。
それもこれも平和な証拠。いざという時は頼りがいのあるポリスマン。
実際、冬のコペンハーゲンを震撼させたテロ事件の時には迅速な対応で
市民から感謝されたのでした。
何事も危機管理は難しく平穏無事の時には想定しにくいものです。

さて、ダンスウィークのクライマックスは、今週末の “ みんなでサルサ！”　。
楽しそうです。サルサ大好きなステッチハウスの延江さんのこと見逃すはず
有りませんね。そして、８月最後の週末は北欧最大規模のトライアスロンと、
夏を惜しむイベントはまだまだ続きます。



岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/





１枚目の写真　ダンスウィークのステージ風景（aok.dkより転載）
円形コロッセウムの様なポリチガーデン。ここはギリシャか？！と聞きたくなりますね　^_^







８月の庭から…　ラベンダーとオレガノの花が次々と咲いて良い香りを放ちます。







今朝の庭から…　プラムとリンゴが可愛い実を沢山付けました。