2009年7月
くの字!
fredag den 17. juli 2009
DGI Byen(スポーツセンター、宿泊施設もあり)のプールに行った昨日、
今にして思えば前触れだったのかDGIを目の前にして
「今日はあまり調子がよくないから泳げないかもしれない」という同居人。
「えーそれなら帰える?」という会話が2回ほど続いて到着。
2周ほど泳いだところで止まったので、私も止まると
「折れたかもしれないから足見て」と足をだす同居人。
「修理中の爪がまた折れちゃったのかな?」と水中から見ると何でもない???
そしたら「小指!」と言われ、見ればなんと「くの時」に。。。
聞けばぶつかったとのことで、私の頭の中はどこをどうぶつけたら
こうなるのかと???
早速着替えて、タクシーで緊急の病院へ。。。
病室で待っていると看護士さんが立ち寄り「折れてないよ!」と
言ってくれたのでひと安心。
お医者さんを待つこと40分。麻酔をうって小指を元に戻し
念のためにレントゲンを撮ることに。
撮るまでに40分、撮ってから40分ほど待つと
またお医者さんが来て「一応異状なし。ただ微妙なので
専門医に診てもらって異常があれば再度連絡します」とのこと。
昼間は結構混んでいたようなのですが、
「こんな空いているのに結構待つね」という私に
「昔中指を機械で切って取れちゃった時には救急車で来たけど、
すごい混んでいて、洗濯部屋に入れられ、13時間も放置された」という同居人。。。
突然緊急のベルが鳴り、救急隊員の人と女性が入って来ました。
看護士さんとの話では、歩いていたら誰かとぶつかり倒れて頭を打ち
記憶がないとのこと。。。
日頃自分がいくら気をつけても、ケガするときにはするからねと言っている私も
本当にそういうことあるんだな。。。と改めて実感したのでした。
帰りのタクシーで、「デンマークのシステムがすごいことわかった?」と同居人。
病院に行って最初に聞かれたのは、イエローカード(健康カード)を持っているかどうか。
持っていないと言うと、名前と個人番号を聞いただけ(個人番号で全部わかるので)
医療費はもちろん無料。終わったらそのまま帰るのです。
またまた改めてすごいシステムだなと実感したのでした。
行きも帰りもタクシー代が足りるかどうかの方が心配だった私達(笑)
やっぱり平和ボケでしょうかね。
(おまけ)
更衣室でのこと。隣で着替えていた子供が、足を切ったらしく
血が出ていてナーバスだったので気を紛らわせようと、
「大丈夫?君も痛そうだけども僕も痛いよ!」と
「くの時」の小指を見せるとびっくり仰天の子供。どうしたらそんなになるんだと
自分の足のことをすっかり忘れて、心配してくれたそうです(笑)