2015年10月~12月
【きょうのクロスステッチ Vol. 314】 by 岡村恭子
VOL.314 暗闇にご用心?!
torsdag den. 5 november 2015
このページを作成するにあたっては毎週木曜日に文章と写真を送信→
延江さんが金曜日の朝までにステッチハウスのページに更新!
というお約束です。 東京でイベント開催中の時などは忙しくて
無理だろうなあと思いつつ送るのですが、いつだって予定通りに更新されて、
さすが延江さん!なのです。
私はというと、毎回文章を送ったそばから次回はどんなお話にしようか?と
考えながら家事をしたり、四季折々の庭の写真を撮ったり、のら猫カナちゃんの
様子を観察したりしている内に忽ち一週間が過ぎてしまいます。
さて、今週は「世界一幸福な国」ランキング一位のデンマークでも
時々こんな困った事が起こります。というお話をひとつ。
架橋工事もメトロ工事も延期につぐ延期で年がら年中工事中…というのには
もう慣れっこで大抵の事には驚かないけれど、それでも時々首を傾げたく
なる事があります。本日只今首を傾げているのは町内の街灯工事です。
先日、家人と一緒に家具展に出席して少し帰宅が遅くなった時のことです。
日増しに暗くなって来た事を実感しながら、それにしても何だかいつもよりも
ずっと暗い…と脇道に目をやると、何とまあ!脇道の歩道が真っ暗ではありませんか。
その数日前に街灯ごと電信柱を取り払ってしまったのは知っていましたが、
臨時の照明を設置していないので本当にまっ暗闇、植え込みの陰から見える
家々の窓辺の明かりだけが頼りです。省エネ対策の一環としてコペンハーゲンが
力を入れている街灯のLED変換工事が今頃になって我が町内に、その順番が
回って来たのです。お陰で一定間隔に穴を開けた歩道は凸凹で足元注意!
のまま新しい照明灯を設置したところで何故か工事がストップして、
かれこれ一週間が過ぎました。
幸い我が家の玄関は大通りに面しているので今の所直接の影響は無いのですが、
安全安心がモットーのコペンハーゲンでこのような状態が続いていて
良いはずはありません。真夏の明るい季節にすれば良かったのに…、
どうして日増しに暗くなる時期にこんな工事をするの?と首を傾げっぱなしです。
気にして庭越しに裏通りを眺めていますが残念ながら今夜も裏道は真っ暗。
新しい街灯が『花の名前の散歩道』を明るく照らしてくれるのを心待ちにしながら、
https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/1168.html
当分の間、夜道を歩く時には懐中電灯が必要のようです。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
先日行った家具の展示レセプションは彫刻に囲まれた不思議な空間で行われ、
家具よりも石膏像に魅入ってしまいそうでした 。
晩秋のコペンハーゲンから。
落ち葉の舞う公園、並木道、絵心があればキャンバスに描きたい北欧の風景です。