2009年7月~9月
【きょうのクロスステッチ Vol.20】 by 岡村恭子
VOL.20 秋の味覚:リンゴのケーキ
タイトルを書いていて、驚きました。
ステッチハウスのページにお邪魔し、ブログをスタートして、
何と、今回で早くも20回目になります。
果たしていつまで続くかしら?ステッチハウスのファンの皆様に
添った内容のお話が続くかしら?と、実は内心ハラハラでしたが、
お引き受けしたからには更新しなければ!という使命感も手伝って、
ともすると退屈な毎日を客観的に観察しながら、暮らしのこぼれ話しを
見つける名人になってきた…かな?
とにかく、お陰さまで楽しませて頂いています。
毎週一回の掲載ということは、VOL.1 の“ごあいさつ”から
早くも20週間が過ぎ去ったと言う事になります。当然ではありますが、
あらためてそう思うと、時間が音を立てて過ぎ去って行くようで焦ります。
スタートした頃は桜が咲いていた庭に、落ち葉が目立つようになりました。
庭に出していたベンチや椅子達も屋内に片付け始めています。
こうして、賑やかだった夏の名残りが少しずつ消えて行きます。
そんな秋の庭で唯一リンゴの木だけは季節到来!元気に赤い実を付けました。
さっそく、リンゴを使ってケーキを焼きました。
暖かいお茶と一緒に“本日のおやつ決定!”です。
*リンゴ入りマジパンケーキ*
【材料】
バタ- 125g
グラニュー糖 135g
小麦粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ 1
マジパン 125g
リンゴ 1~2個
卵 2個
バニラエッセンス 適宜
アーモンドスライス 適宜
パウダーシュガー 適宜
【作り方】
1) バターを湯せんで溶かす。
2) ボールに砂糖、振いにかけた小麦粉、ベーキングパウダーを入れる。
3) マジパンを荒く削る。
4) 別のボールで卵を良く泡立て、バニラエッセンスを加える。
5) 2に1を加え、混ぜる。更に3を加える。
この時に重たい粘土のようになるけれど、大丈夫です。
6) 5に4を加えて行く。
粘土のような種に柔らかい泡立ち卵は違和感あるけれど、
構わず、全体が馴染むように手早く混ぜ込む。
7) リンゴの皮を剥いて、薄いクシ切りにする。
8) ベーキングペーパーを敷きつめたスプリングフォームに6を入れる。
9) 種の上からリンゴを放射線状に差し込む。
10) 200℃のオーブンで約30分。
11) 焼き上がったら、冷まし、パウダーシュガーを振り掛け、
軽く焙ったアーモンドスライスを散らして完成。
デンマークではマジパンを使った焼き菓子はとてもポピュラー。
アーモンドの風味とリンゴの酸味が意外なほどピッタリです。
どうぞ、お試し下さい。
岡村 恭子
http://www.copenhagensmile.com
歪で不揃いな、愛すべき我が家のリンゴ達。
マジパンと甘酸っぱいリンゴが意外な程ピッタリです。