2019年10月~12月
【きょうのクロスステッチ Vol. 499】 by 岡村恭子
VOL.499 深まる秋 アツアツ自家製肉まんにハマる の巻
søndag den.3 november 2019
11月になりました。
冬至まで刻一刻と昼間が短くなり、夜の闇が深くなって行きます。
明るさが恋しい今日この頃、クリスマス用の小さな電飾を灯して、
窓辺の “ 灯り” を演出します。
雨降りの午後。
どんよりとした低い空にため息がもれるけれど、
いやいや、暗い季節に負けてはならじ、と腕まくりして…。
只今、私がはまっているのは “ケーキ” …ならぬ “ 肉まん ” 作りです。
つい先日のこと。
「子供時代に母親が作ってくれたような蒸しパンを食べたい。」という
リクエストに「お応えしましょう!」と腕まくりしたのは良いけれど、
今までプリンも茶碗蒸しもオーブンを活用していて、蒸し器が無いことに
気づきました。“おふくろの味” は蒸し器じゃないと気分がでません。
キッチンの道具というのは、最初は喜んで使っていたはずが、
いつのまにか棚の奥にしまいっ放しになってしまうものも多くて、
私の場合は結局のことろ、大小のフライパンと片手鍋、パスタ用の深鍋を
使いまわし、それで日常のお料理はほとんど間に合っています。
以前、中華材料のお店で衝動買いした竹製の蒸篭も眠ったままです。
蒸し料理の場合、水滴が落ちないように布巾をするというのが、
個人的にシックリしないこともあって、蒸すお料理は敬遠気味だった、
そんな折も折、目に飛び込んできたのが Kitchen Aid(ワールプール社製)の
蒸し料理可能なキャセロールでした。迷わず購入、早速 蒸しパンを
作りましたが、水蒸気が垂れないよう工夫されていて、
布巾をかぶせる必要もなく、使った後の手入れも簡単です。
リクエストの “ 蒸しパン ” が簡単に美味しく出来たのに気を良くして、
翌日、肉まんを作ってみたのが運のツキ?
以来、肉まん作りにハマってしまいました。
キッチンが中華屋さんの店先のような温かい匂いに包まれると、
身も心もポカポカです。出来立てのアツアツ を頬張りながら、
お次は何を蒸そうかな?… お料理の楽しみが倍増の今日この頃です。
*今週のトピックス:
ストロイエにMUJIのパイロットショップオープン
春にオープンしたUNIQLOに続いて(ショップの様子はこちらから↓)
https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/2056.html
MUJIのパイロットショップがストロイエのデパートILLUM内に
オープンしました。
従来の店舗をソックリそのまま、ポン!と置いたような空間が広がっています。
グラフィックも品揃えも同じです。本格的なショップは来年スタートする
ようです。UNIQLO、 MUJI と続いたら、お次は何だろう?
まさか、ニトリではないでしょうが、コペンハーゲンらしさを守るのも大切よ。と
心の中で呟いています。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
材料6~8個分
皮= 小麦粉200g、砂糖30g、塩ひとつまみ、Bパウダー、ドライイースト各4g、
ごま油大さじ1。以上の材料をぬるま湯120ccでよく混ぜ捏ねる。
耳たぶ状にしてサランラップをかぶせ発酵。
中身=豚ひき肉100g、長ネギ、玉ねぎみじんぎり合計100g、
生姜みじん切り適宜、片栗粉大さじ1、醤油、ごま油、酒、
オイスターソース、砂糖各大匙2分の1。椎茸、タケノコなど好みで。
2倍に膨らんだ皮を等分して丸く伸ばし、中身を包み、
中火で約15分蒸して完成。
MUJI のディスプレイ。
デザインやインテリアに関心高い若者中心に人気が出そうかな?と
いう印象です