2009年5月
人魚姫
soendag den 17. maj 2009
コペンハーゲンといえば人魚姫ですが、その人魚姫は来年2010年4月から11月の間、旅へ出てしまいます。上海エキスポでデンマークの看板娘として大役を果たすことになったのです。
で、その間は「人魚姫がいないコペンハーゲンなんて・・・」と言われないために、北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」を手がけたアーティストAi Weiweiによるマルチメディアアートがその代役を務めることになったそうです。まだちょっと先の話ですが・・・
そういう話で盛り上がっているうちに第三の人魚姫がコペンハーゲンに登場したというニュースも入ってきました。100クローネ札にもなっている作曲家カール・ニールセンの奥さんアンナ・マリーが1921年に手がけた製作したオリジナルのコピーが王立図書館(ブラック・ダイヤモンド)のヨコにお目見えしました。
第一の人魚姫の像がバレエ「人魚姫」からのインスピレーションをもとにしながら、作者の妻をモデルにしていることに比べると、この第三の方がアンデルセン童話の人魚姫のイメージに近いと言われているそうです。
真中の写真は第二の人魚姫。こちらはかなり好みが分かれそうですね。(T.I)