2011年7月~9月
【きょうのクロスステッチ Vol. 100】 by 岡村恭子
VOL.100 100針目のクロスステッチ
torsdag den. 4 august 2011
いつまで続けられるかな?…
たくさんの”ワクワク”とちょっぴりの”ハラハラ”でスタートした
このページも今回で100回目となりました。
バックナンバーを最初から繙きながら、そういえばこんなこともあった、
あんな日もあった…と懐かしく思い出しています。
そして、週に一回文章を纏める度に自分の身辺を観察したり、
庭の草花を丹念に見て回ったり…、そういうことの一つ一つが
私のささやかな日常をより愉しいものにしてくれていることに、
あらためて気づき感謝しています。
日頃から「指先がグーになっている」とからかわれるほど
手先の不器用な私が、刺繍愛好家のなみなさまに読んで頂くページです。
連載をすると決まった時から、せめて文章で丁寧にステッチをして行きたいと
毎回心を込めて楽しみながら文章を綴ってきました。
これからもさりげない毎日をお伝えして行きたいと思っていますので、
どうぞ刺繍の合間に少し手を休めてお楽しみください。
さて、8月になりました。
夏至から既に一ヶ月以上が経ち、気がつけば白夜の頃は過ぎ去って、
夜が夜らしくなって来ています。(それでも、まだ 日没はPM:9:00です。)
長かった職場の夏期休暇も終わり、街にも日常の活気が戻ってきました。
長雨にたたられた7月とは打って変わって、ここ数日はカラリと晴れた
まさに洗濯日和。新しい洗濯機もやってきて(VOL.98)
私は朝から洗濯三昧です。お日様の良く当たる裏庭に干すと、
シャボンの香りが風に乗って… 嗚呼 ほんとうに気持ち良いこと!
今朝もシーツやタオルをパンパン!と叩いて、ささっと干した後は
大慌てで出かける支度です。
ステッチハウスの延江さん&朋子さんとブランチのお約束なのです。
お目当てはPost&Tele Museum Cafeです。
テラスに陣取ると吹き抜ける風に…あららっ!メニューカードも飛んでしまう。
室内に変更希望して眺めの良い窓際に案内されたら、今度は…おお、眩しい!
ガラス越しに直射日光が直撃です。すると、徐に店内を見回した延江さん、
「あそこにしましょう!」テラスの横の風通し良い席を見つけてくれました。
3度目の正直。今度は大正解でした。
娘ほども若い彼女は、可愛い顔をして実は頼りになる年下の女友達という
感じなのです。
デザートのアイスクリームが、どういうわけか?肘にくっついてしまって
慌てて拭き取っている最中に、突然二人から「100回記念おめでとう!」と
プレゼントを差し出されて、私は年甲斐も無くもっと慌ててしまったのでした。
「ありがとう!」
たくさんの感謝の気持ちを込めて、これからもどうぞよろしく!
岡村 恭子
http://www.copenhagensmile.com/
Købmagergadeにあるポストミュージアムのホール天井を見上げて。
ミュージアムカフェからはラウンドタワーがすぐ目の前です。
広場のカフェの賑わい。いかにも夏のコペンハーゲンらしい風景です。
100回記念に頂いたプレゼントです。カードには心のこもったメッセージが。。。