torsdag den. 12 januar 2012

新しい年になって早くも２週間が過ぎようとしています。
今年は元旦が日曜日だったのでデンマークは翌２日から平日、
お正月気分もそこそこに、いつもの日常がスタートしてしまいました。
年が明けてからも相変わらずの暖冬で、早くも庭のあちらこちらから
早春を告げる花の芽が顔を出し始めています。
さっそく写真に収め、真新しいカレンダーに今年最初の「きょうの
クロスステッチ」送稿日を印し、この一年も楽しい話題をお届け
出来ますようにと願いつつ、さあ、元気にスタートです。

年明けのデンマークはダイエットから始まります。
クリスマス時期に高カロリーのご馳走を食べ続けて来た結果が、
体重計にはっきりと出てしまう。何しろ、連日皮つきのローストポークや
ローストダックをキャラメルで絡めたジャガ芋などと一緒に、肉汁を煮詰めた
ソースでお腹に納めた後、デザートには木の実やチョコレート、
それにマジパンをたっぷり使ったお菓子が登場です。 見るからにどっしり、
こってりと重量感の漂うご馳走の連続ですから当然の結果なのです。

大晦日はお肉メニューから一変、タラやロブスターなど海の幸が
テーブルを彩ります。 伝統的な料理方法としてはボイルして、
マスタードソース等で頂く、これだけならとてもヘルシーですが、
バイキングの末裔達がそれだけで満足するはずも無く、時間の経過と共に
酔いも回り、新年の花火が上がる頃にはシャンパンと一緒に、思い思いの
お夜食が登場、賑やかに食べ且つ飲んで新年を祝います。元旦は全国的に
食べ過ぎ飲み過ぎ&二日酔いの寝正月。そして、 元旦が明けた途端に
過食の日々を反省して、猫も杓子もダイエット！というわけです。

そんな中で、今若い人達を中心にとても人気のお洒落メニュー、
それがお寿司です。ここ数年急速に浸透し、旧市街地には本格的な
寿司レストランの他に回転寿しスタイルの気軽なお店も登場、
スーパーマーケットにはお寿司パックが並んで結構人気のようですが、
冷蔵販売なので、鮮度はもとより、そのままではご飯は固いだろうし、
かといって、上に乗せた具は温めてしまったらまずいだろうし…と、
心配な部分が無きにしも有らずです。でも、健康志向の人々の間でダイエットに
効果的な日本食が定着しつつあるのは喜ばしい事には違いありませんね。


我が家の大晦日は元旦用のお寿司を作りながら、ゆく年来る年に思いを巡らせ、
年越し蕎麦に舌鼓を打ちつつ、除夜の鐘ならぬ” 爆竹のような花火の音 ”で
新年を迎えました。
今年も『継続は力なり』という言葉を胸に、みなさまに楽しんで頂けるよう
文章を綴って行きたいと思います。どうぞよろしく！


岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
http://copensmile.exblog.jp/

稲荷さんと穴子と卵の太巻きには自家製の甘酢生姜を添えて。
珍しく大根を見かけたので生酢も作りました。

暖冬で庭の至る所から早春の花達が発芽を始めています。
このまま春が来るのかなあ？