2012刺繍三昧の旅
刺繍三昧の旅(K.K) - スウェーデンヘムスロイド100周年 Vol.1
Summer 2012
スウェーデン手工芸協会は手工芸の発展と保存のために様々な活動やブティック経営を行ってきました。
それが設立されて100周年になる今年は、スウェーデン各地で様々な展覧会やワークショップが行われています。
もうすでに行かれた方も多いと思います。
今回はストックホルムで開催されている3つの会場の様子をお伝えします。
Stockholm中央駅は繁華街の西側にあります。
徒歩数分で、8万個のガラスを組み合わせて造られた塔と噴水があるSergels Torg に着きます。
そこから、今回訪れた新緑のDjurgardenの3つの会場へはトラム(路面電車)で行くことができます。
晴天の時には景色を楽しみながら歩いて行くのも良いと思いますが、一番奥にあるWaldemarsudde まではかなりの距離になると思います。
●Hemslojden pa Liljevalchs
Liljevalchs Stockholm
スウェーデン全土から一般公募された2000個の葉っぱが展示されています。
まず、驚いたのはその一つの葉っぱの大きさです。
想像していたよりかなり大きなものでした。
個人や、学生がクラス全員で制作したものまで参加した人たちも様々。
KuNeruAsobuでも紹介されましたが、手法もオリジナリティな作品ばかり。
刺繍、織り、フエルト、紙、木工、金属に至るまで、さすが、自由な発想のスウェーデン人ならではのことです。
木の幹に見立てたポールに飾られた葉っぱが通路や壁にいっぱい、そして次の部屋へと続いています。
ユーモアたっぷりの作品に笑い、可愛らしさに頬笑み、細かい作業に見入ります。
余りの多さと、上を見上げるのに疲れつつも、時間を忘れる程でした。
その他、Dalarna地方のウールや手工芸一般の展示がありました。
ショップでは、ステッチハウスさんのワークショップ講師であるEvaさんの刺繍のベルトの絵葉書も販売されていました。
100周年記念の商品などもあります。