2012年12月
TOPICS! 聖ルシア祭
lørdag den. 22 decemberber 2012
12月13日は、16世紀にグレリオ暦が導入される以前までは、一年で夜が最も長い
冬至にあたる日でした。この日はイタリアの聖女ルシアの祝日として南欧や北欧で大切
にお祝いされています。
北欧では、一番暗い時期が終わり再び光が訪れる「再生」の意味が強調され、「光の祝
祭」として「聖ルシア祭」が行われます。特にスウェーデンでは、もっともスウェーデ
ンらしい祝祭とも言われるほどで有名で各地でお祝いされます。学校や公共施設、教会
などでは、ルシアの役をする女の子が選ばれ、
12月13日にはキャンドルのついた冠
をかぶり、他の女の子や男の子と白いドレスを着て、サフランのパンを配ります。また、
各地方代表のルシアが選出されるコンテストもあり、最終的にはスウェーデン代表のル
シアが選ばれ、ストックホルムでルシアの行進やコンサートをして大々的にお祝いされ
デンマークでは1940年代にスウェーデンのルシア祭に習って始められました。主に
学校や公共施設、家庭などで祝われます。チボリ公園では、教会のコーラスメンバーか
らルシアが選ばれ、サンタルチアやクリスマスソングなどを歌いながら行進します。
暗闇に白いドレスに身を包んだ若者たちとキャンドルのやわらかな
灯り、美しく響く歌
声はとても幻想的で素敵でした。デンマークやスウェーデンでクリスマスを楽しみたい
という方にはおすすめのイベントです。
Photo from : www.dr.dk
Photo from : www.nordkysten.nu
Photo from : visitsweden