torsdag den. 19 marts 2015


2週間家を留守にしている間に春が来て、庭の草花がお日様と戯れています。
クロッカスやムスカリが花頭を風に揺らしておしゃべりしています。
そんな庭を一巡しながら、早く庭掃除しなくては！芝生の間の苔取りや
枯れ枝の剪定をしなくては！と “ しなくては “ シンドローム状態です。
出発前に空っぽにした冷蔵庫にミルクやヨーグルトを詰め込んで一安心。
２４時間前には東京の街にいたのだという事が嘘のように、たちまち
いつもの日常に戻りました。
夕べは時差ボケで真夜中に目が冴え冴えとしてどうにも寝付けそうも無い。
そのまま珈琲を湧かして旅行の写真整理を始めました。
既に懐かしい思い出となった日々がフラッシュバックする様に次々と出て来ます。
写真の中のみんなの笑顔が「楽しかったよ」と私に語りかけてくるようです。

実は今回は家人の仕事のパートナーであるエリックと彼の家族も一緒という、
ちょっとした観光団の様相を呈していたのです。おまけに全員日本初体験、
日頃からエリックはわさびと酢と辛子がダメ、息子のミゲルは和食が苦手、
でもキャリーとカトリーヌの女子組は大の和食党でこのチャンスにお寿司も
焼き鳥もたらふく食べたい！…と、こういう人々を引き連れて皆が満足する
結果になるのか？出発前から引率する方としてはハラハラドキドキなのでした。
しかし、そんな私達の心配をよそに当人達は毎日ご機嫌です。
まずは予想通りウォッシュレットに大感激。電車に乗る際のSuicaに感動。
（詳しい訳はこちらにて→　https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/1130.html）
そして、歩道にゴミが落ちていないと感心し、店員さんの丁寧な対応に
デンマークも見習うべきだと反省をし、コンビニストアの品揃えに驚嘆していました。
ミゲルとキャリーは毎朝１０キロのジョッギングでホテルから東京タワー、浜離宮、
はたまた目黒川周辺にまで文字通り “ 足を伸ばし “ 、ビューティフル！ワンダフル！
を連発。こんなに手がかからないのならいつでもまた一緒に来日出来そうです。

家人がエリックと共にデザインオフィスを運営して４２年。
2人揃っての来日は初めてだというと信じられないと周囲が驚くけれど、
私にはとても自然な流れのような気がします。
公私ともに知り尽くした彼等二人の中には言葉で尽くせない相互理解と
国境を越えた真の意味での国際ビジネス感覚が培われているのだとも思えます。
難しい話はさておき、とにかく自他ともに認める偏食家のエリックが
お好み焼きを頬張って旨い！と言ったのですから、それだけでも今回の旅行は
大成功でした！

東京で沢山の刺激を受けたところで、腕まくりをして春の本格的庭仕事の始まり
始まりー！日焼け対策をしてがんばります！



岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/








柔らかい春の陽射しに花達も嬉しそうです。









浅草にて。
きび団子に甘酒、人形焼きに焼きたて煎餅。どれも大喜びでした。