2016年1月~3月
【きょうのクロスステッチ Vol. 323】 by 岡村恭子
VOL.323 リンゴのお菓子:アップルローズ
torsdag den. 21 januar 2016
東京にも雪が積もったようですが、みなさまの街は如何でしょうか?
コペンハーゲンは北極の寒気にすっぽりと包まれて冷え込みの厳しい日が
続いています。カナ猫はしばらく姿を見せてくれません。
この寒さの中、どこでどうしているんだろう?…と心配になりますが、
その度に、ふた冬を無事に越して一年三ヶ月振りに姿を現わしてくれた時を
思い出し、きっと、どこかで他の仲間達と暖をとっているよね!と
想像を逞しくしています。暖かい季節が来るまで人間も動物もみーんな、
もう少しの辛抱我慢です。庭の草花の芽が顔を覗かせてくれる日を楽しみに、
雪の降る午後、お菓子の花を咲かせてみました。
その名も愛らしいアップルローズです。
今回は家にある材料で作ったのでタルト台から作りましたが、
市販のパイ生地で作ればもっと手軽にバラのアップルパイになります。
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*アップルローズの作り方*
●材料 4〜6コ分
紅玉 2コ
市販のパイシート
(タルト台を使う場合は材料を混ぜ捏ね、冷蔵庫で30分寝かせる。)
(バター50g、小麦粉100g,卵黄1個、水20cc)
レモン 半コ
アプリコットジャム 大さじ3
グラニュー糖 適宜
シナモン 少々
●作り方
1 リンゴをタテ半分にして芯をくり抜きヘタを取り薄切りにする。
アプリコットジャムは大さじ2の水で緩めておく。
2 水を張ったボールにレモン汁を混ぜ、その中に1のリンゴを浸す。
3 室温に戻した市販のパイシートを綿棒で1㎜くらいに薄く伸ばす。
4 薄くなったパイ生地を幅5㎝程の帯状に切る。
5 4にアプリコットジャムを薄く塗り,帯の上半分に水気を切ったリンゴを
斜めに少しずつ重ねて置いて行く。この時、リンゴの皮の方がパイ生地から
少しはみ出るようにする。
6 重ね置きしたリンゴの上にシナモン、グラニュー糖をふりかけパイ生地の下半分を
折り、リンゴごとグルグルと巻いてマフィンフォームに入れる。
7 175℃で約40〜45分、じっくりと焼く。
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お茶の時間も華やいで、雪の日のおやつにピッタリです!
お試し下さい。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
日中も氷点下*いつもは観光客で賑わうニューハウンも人影まばらです。
家に有る材料で簡単に!お菓子作りも冬の楽しみのひとつです。
余ったリンゴで作ったジャムをヨーグルトにトッピング。
皮ごと煮ると、ほら!こんなきれいなピンク色に!