2016年7月~9月
【きょうのクロスステッチ Vol. 352】 by 岡村恭子
VOL.352 夏の終わりのマーケット
torsdag den. 25 august 2016
秋のオープンステッチハウスまでひと月足らずとなりました。
食欲の秋、芸術の秋に先駆けて一足早い “刺繍の秋 “ の始まりです 。
今回はゆっくりとおしゃべりを楽しめるよう、テーブルも用意される
ということです。きっと刺繍談議に花が咲いてステッチハウスの輪が更に
広がることでしょう。
初めての方も是非この機会に延江さんの笑顔に会いにお出かけ下さい。
https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/1653.html
さて、前回このページでお伝えした通り、不用になった衣類をまとめて
コンテナに運んでから数日後、今度は娘から「いらないモノは無い?」と
いう唐突な質問です。
聞けば友だちと一緒にフリーマーケットに出店するのだそうで、
売れそうなものが有れば一緒に並べてくれるというのです。
そこは自他ともに認めるフリーマーケットフリークの私です。
聞いただけで楽しくなって、彼女の申し出に身を乗り出し大きく頷くと、
地下の物置部屋に走りました。
棚のストックをひっくり返すように物色し始めると…
いやー、チリも積もれば山とはこの事です。いつの間にやら溜まって
しまった “ 使わないけれど捨てられない “ モノたち。
その中から選りすぐりをテーブルに並べて品定めすることにしました。
これなんかどう?…和風なお小皿セットやお猪口、他にもあれやこれやと
娘達のオシャレ古着やパンプスなどに交ぜてもらう事にしました。
なかなかどうしてフリーマーケットらしい品揃え、と自己満足ですが、
果たして本番で売れるのでしょうか?
全ては店開きしてからのお楽しみです。
マーケットの場所はコペンハーゲンの新しいウォーターフロントスポット、
Islands brygge(イスランス ヴォイグ)です。
運河を囲ったプールが新名所となり夏の間はたくさんの人で賑わいます。
その日は午前中からグングン気温が上昇、久しぶりに夏らしい天気になりました。
午後の陽射しの中、様子を見に行くとプールでは子供達が水しぶきを上げ、
芝生の広場では思い思いに日光浴を楽しむ人でいっぱい!
マーケットにも沢山の人が訪れて賑わっていました。
その晩、夕食を囲みながら黒字だった!と大満足の彼女達でしたが、
私が提供したものはどうやら的外れだったらしく売れ行き宜しからず…で、
またまた地下のストック棚に戻ってしまったのでした。残念!
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
水辺のフリーマーケット、対岸では *『アイアンマンレース2016』のマラソンのまっ最中!
* → Vol.203 晩夏のコペンハーゲンより
コインを握りしめてどれにしようかな?…小さな子供も楽しめるのもフリマならでは。
運河のスイミングプールで夏を満喫。コペンハーゲンの新たなスポットです。
我が家の庭から。 赤く色づいて来たリンゴの木と甘くて美味しい完熟プラム。