2018年4月~6月
【きょうのクロスステッチ Vol. 427】 by 岡村恭子
VOL.427 春の仕事始め : まずは庭と浴室から。
torsdag den. 12 april 2018
いよいよ、15日の日曜日からのワークショップを皮切りに
北欧刺繍と手芸三昧の二週間の始まり!始まりー!
準備で忙しくしている延江さんの張り切っている様子が目に
浮かぶようです。
2年前の春にイベント会場にお邪魔した時を思い出します。
(その時の様子はこちらをお読みください。)
→ https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/1401.html
残念ながら今回は延江さんをビックリさせに行けないけれど、
きっと、あの時同様、賑やかな毎日になることでしょう。
コペンハーゲンも日増しに暖かくなって来ました。
バラの剪定をしたり、ラベンダーを短く切りそろえたり、
早くも顔を出し始めた雑草を抜いたり、と、一日中庭を
あちらからこちらへ動き回っています。
北欧の春は、まだかな?まぁ~だかなあ?…と首を長くして待って、
散々焦らされて、シビレを切らしたそんなある日、急に冬の
コートが重たく感じた途端に春の幕が開く。
毎年の事ながらその度に嬉しいよりも「本当に?」と半信半疑。
どうやら今度は本当らしい、と分かれば話は早いのです。
腕まくりして春の庭仕事にエンジンをかけます。
そんな時に心の中で口ずさむのが、かの有名なビバルディーの
「四季 “ 春の章 “」♩タン・タン・タン・タララー♩という
メロディーに合わせて、バラの枝をチョキン!…
実に庭仕事がはかどる名曲です。
庭仕事ともう一つ、頑張っているのが浴室のペンキ塗りです。
築80年の住宅のメンテナンスはエンドレスで、次々と問題箇所が
出てくるのですが、今回は浴室の天窓の取り替え工事です。
職人さんの都合で丁度先月、私たちが家を留守にしていた間に
工事が行われることになり、エリック(家人の仕事のパートナー)に
現場監督を一任して、私たちは早春の日本を満喫。帰宅すると、
あら素敵!リモコン操作で開閉自由な天窓に大変身です。
窓の周辺もピカピカ!そうなると、急に壁や床が気になり出します。
こんな小さな工事でも周辺の木枠を剥がしたり壁を削ったりして
案外ダメージが生じるものです。そのくらいは自分たちでやるのが
デンマークです。家人と二人、明るい日差しの差し込む天窓を
見上げながら作業に励んでいます。
春の到来と共にバタバタと忙しい今日この頃です。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
2016年春の「オープンステッチハウス+」の風景から。
庭は小さな春の花盛り。ガラスの小鳥に活けてキッチンのテーブルに。
リビングにも春の日差しが差し込んで赤クルなって来ました
浴室の天窓です。とても高いところにあります。
周辺が真っ暗に見えますが、実際は真っ白です。