søndag den. 9 august 2020

ここヨーロッパも熱波に包まれています。
デンマークも暑い！
もうすぐ秋？と思っていた前回（＝VOL.533）から一転
（ https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/2231.html ）
今週は連日の真夏日が続いています。
毎日30度越えで芝生もカサカサ、たちまち干し草のように
なってしまいました。

おまけに、どうやらデンマークもコロナ感染の第2波が来た様子で、
政府は改めてソーシャルディスタンスを呼びかけていますが、
何しろこの暑さです。
海岸も水辺の公園も日光浴と水浴びする人でごった返しています。
この調子だと、又しても日光浴のホットスポットに立ち入り禁止の
テープが貼られてしまいそうです。
早くコロナウィルスを退治する強力なワクチンが開発されないかなあ。。
散歩をするにもソーシャルディスタンス。。。気が張ってしまう。

そんな中、ささやかな楽しいひと時を、というわけで、
何ヶ月ぶりかで延江さんとお喋りをすることになりました。
キッチンで昼食の準備をしていると、庭先で家人と挨拶を交わす声が
聞こえてきました。
（身近な人は玄関を使わず、裏木戸から勝手に庭に回ってもらいます。）
久しぶりの元気な延江さんの声に、私も明るい気分になって、
お料理の手を拭き拭き「こんにちはー、いらっしゃい！」
少し遠くから手を振ってご挨拶。お互い密を避けて、少し距離を空けて…ね。
「withコロナ」の日常もすっかり板についてきました。

我が家の夏の定番ランチ ” スパゲッティー冷やし中華 ” をツルツルしながら、
日本に帰りたくても帰れなくなってしまったことを嘆きつつ、
それにしても…、とオープンステッチハウスの話になりました。
ご存知の方も多いと思いますが、毎年2回東京で開催していたイベントが、
残念ながら去年の秋で一旦終了になったのです。
でもね、延江さんのいう通り、
会場側の都合とは言え、継続できなくなったのは残念だったけれど、
もしも、例年通り今年も春秋の開催を予定して準備を進めていたら、
結局中止を余儀なくされて、結果、関係者全員がガッカリ&くたびれてしまった
ことでしょう。そういう意味でも、不思議なくらい絶妙のタイミングでした。
「afterコロナ」を目指して、今しばらくは小休止も良いことだと思います。
それまでは、インターネットでコミュニケーション！
引き続きステッチハウスがコペンハーゲンと日本を刺繍でつなげます。
そして、こんな時だからこそ、刺繍の世界で心を自由に遊ばせることが
できたら素敵だと思います。

夕食後、ようやく日が陰り、夕風が気持ち良い庭に出て夕涼み。
ご近所の住人も庭で寛いでいる様子が伝わってきます。
みんな知っているのです。この暑さの扉を一枚開ければ、
もうそこに秋が控えているということを。
私も名残りの夏を満喫しようと思います。

岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/







コペンハーゲンの夏。
運河に船が行き交い、人々は水辺で思い思いに日光浴です。



庭先で朝食、いつもは寝坊の家人も暑いので起きてきます。



PM 8 : 30 まだまだ明るい！食堂に西陽が差し込んで眩しい！



延江さんとのおしゃべりランチの準備完了。
　


二人とも楽しそうな笑顔で撮れました。