きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 540】 by 岡村恭子
VOL.540 お料理で気分転換。ハーブを使った林檎のピュレ。
søndag den. 27 september 2020
早いもので9月も最週末になりました。
暖かい日が続き温暖化を心配しながらも、主婦としては家事が
捗り助かっています。
一方で憂鬱なことと言えば、ヨーロッパ全域でコロナ感染の第2波襲来です。
デンマークもここ数日、一日の感染者数が春以来の高い数値に上り、
政府は一度緩めた制限を再度発令、飲食店などの営業は夜10時まで、
50人以上の集まりも禁止になってしまいました。
若者たちが集まるスポットには特に厳しくルールを定めて、
規則違反者には罰金も課せられるとのこと。
お陰で、春の緊急事態宣言で計画を秋に変更していた人たち、
例えば、結婚式など大勢の参加者を想定してのイベントも
再度キャンセルせざるを得なくなり、関係者から大ブーイングです。
みんな、我慢も限界といった様子です。
世界的感染推移をみると確かに9月に入り感染者が増えてはいるけれど、
春の爆発的パンデミック時に比べると死者は激減しています。
コロナ対策の効果が出て来ている証拠です。
有効なワクチンが完成して従来のインフルエンザと同じ扱いになる日も
近いと信じて、今少しの辛抱ですね。
見方を変えれば、生活習慣を見直す機会となり、仕事改革も急速に進みました。
afterコロナに向かって新しい時代が始まっているのかもしれません。
まだしばらくは外出を控える日々、
お料理で気分転換をしましょう!
今回は林檎を使ったオープンサンドをご紹介します。
*林檎のピュレのオープンサンド。
【材料】3人分
ベーコン用豚肉、又は厚切りのベーコン 3枚
林檎 紅玉タイプ 2-3個
玉ネギ 中1個
生姜汁 適宜
タイム 適宜
リンゴジュース 50cc
バター 大さじ1
塩、胡椒 少々
【作り方】
1 魚焼き用のホイルを敷いたフライパンで塩を振った豚肉、
又はベーコンをやや強火で表面がカリッとするまで焼く。
2 玉ねぎ、リンゴにタイムをパラパラとして、
バター大さじ1で炒める。少ししんなりしたらリンゴジュースを投入、
しょうが汁も加えて煮詰め、最後に胡椒を振り入れる。(塩は入れない。)
3 黒パン、又はバケット 3枚 をバターでカリッと焼く。
4 パンの上に林檎のピュレ、焼きざました肉をトッピング。
林檎の酸味とリンゴジュースの甘み、そこにショウガとタイムの香りが
加わって、新しい味覚のデニッシュオープンサンド。
秋の日のブランチにぴったりです。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
タイムや生姜の量はお好みで加減してください。
林檎のピュレはポークソテーに乗せても良いし、
朝のトーストに乗せても美味しい。保存が出来るので重宝です。
今日の庭から。
今年植えた洋梨の木も紅葉し始めて。。
庭で育ったローリエ、ローズマリー、タイムなどで
キッチンの窓辺はハーブの良い香り。