きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 548】 by 岡村恭子
VOL.548 デンマークの暮らし 11月の日々雑記
春巻きを作ってみました。
søndag den. 15 november 2020
12月まであと1週間になりました。
今月もあれよあれよと言う間に過ぎようとしています。
年齢を重ねるごとに時間の経過が早く感じられるようで、
何にもしていないうちに一日が過ぎて行きます。
これではいけない!
とりあえず、冬の間のインドアメンテナンスを密かに計画中です。
ご多聞に漏れず、デンマークもコロナ感染状況の先行きが
不透明な中で師走を迎えようとしていますが、
ニュースでは、春の第一波に比べて、数段に医療現場の受け入れ体制が
改善され、感染者に対する的確な処方治療により、入院者数が半減しているなど、
なるべく安心感が得られるようにとの配慮を感じます。
(ミンク生産農家で感染拡大が懸念されていましたが、調査結果、
当初の疑惑ほどミンクに感染せず、2次感染も無いと判明しました。
ミンク毛皮産業がこんなに盛んだと知らなかった私はビックリです。詳しくは↓
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020112000748&g=int
コロナのお陰で、いつもなら延江さんとクリスマス前のおしゃべりを
楽しんでいる頃だというのにままならず、クリスマショッピングも
取りやめたり、と、めっきり外出の機会が減りました。
スーパーに行く回数もなるべく減らしたいので、自転車のカゴに山積みして
頑張ってしまいます。元から運転嫌いな家人は最近はすっかり車から遠ざかり、
たまにその気になった時などは、危なっかしくて私の方が敬遠する始末。
今や高齢者の免許返納とほぼ同じ状態ですが、それで正解!だと思っています。
そんなこんなで、まとめ買いした食材は上手に保存します。
スーパーで売っているお肉は大きいブロックが主流で、骨つきや皮付きも多く、
そのままでは和食の献立に向かない…そういう時にはあらかじめ、
料理し易いように下拵えしてから小分けして冷凍保存しておきます。
面倒なようだけれど、こうしておくと時間のある時に冷凍庫の奥から取り出して
コトコト煮込んだり、創作料理に挑戦したり、と便利です。
話は少し飛びますが、
最近、YouTubeで海外在住者のチャンネルが増えたような気がします。
それぞれ工夫して暮らしている様子に共感したり、見知らぬ人なのに
とても身近に感じたり、行ったとこもない国の小さな街を一緒に
歩いているような気持ちになれたり…急に世界が狭くなったような
不思議な心持ちになれます。
中でもお料理やお菓子作りのチャンネルを楽しんでいます。
手順がよくわかるし、途中で止めて確認できるのも便利です。
私も負けじと?やる気が出たところで、今回は春巻きを作ってみました。
皮から作ってみましたが、適当なのでレシピなしです。
コツは?
⚫︎水溶きの粉を一時間ほど寝かせておくこと。
⚫︎フライパンに油は敷かずに、焼く寸前に粉の中にサラダ油を
タラタラと落とすこと。
クレープが焼けたら、あり合わせの材料を包んで楽しみましょう!
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
11月の街角風景から。
老舗コンデットリーLa Glace、大好きな雑貨屋さんNotre Dame
そして、ストロイエの中心にあるIllumsBolighus 。
コロナ禍とは言え、クリスマスを目前にストロイエも華やいできました。
手作り春巻き
⚫︎皮の材料と作り方
小麦粉100gに対して片栗粉小さじ1くらい、
おたまで掬って流れるくらい多めに水を加え、よく攪拌して
そのまま小一時間放置する。焼く寸前にサラダ油を加え、
熱したフライパンにクレープのように薄焼きにする。
皮に具を包み端を粉溶き水で閉じる。たっぷりの油でこんがり揚げて完成。