torsdag den. 9 december 2021　

12月に入りグッと冷え込んできました。
時折低い空から白いものが舞い降りてくる…
北欧の冬らしいお天気が続いています。

そんな中、コロナワクチンの3回目接種の日がきました。
時間予約しているし、前回は待つ人もいなかったから
今回もきっと空いているだろう、とたかを括って行ったら
意外にも会場の外にまで行列ができていました。
寒空の下、若い人たちもたくさんいます。年末年始の集まりに備えて、
という人が多いのでしょう。
ようやく順番が来てチェックカウンターに行くと、私たちの名前を見て、
「日本から？」と係の青年が微笑みながら「ああ、懐かしい、早くまた
行けるようになるといいなあ。」…？！それは私たちのセリフでしょ？
とツッコみたくなるようなことを言う。
なんでも以前SAS（スカンジナビア航空）で働いていたのに、
コロナ禍で人員削減の煽りを喰らったのだそうです。
実際、2年越しのコロナ禍で国民への社会的影響さまざまな場所で
出てきているのだろうと思います。
些細なことですが、
我が家でも、エリック家族とのクリスマス会を中止せざるを得ない
状況です。アメリカにいる彼の息子夫婦も一緒に総勢12名が
ツリーを囲んで子供中心の楽しいパーティーを計画していました。
エリックは張り切っていて、ひょっとしてギリギリに好転するやも知れぬ、
と相変わらず楽観的ですが、かなり難しそうな気配です。

「いつでも会えると思うなよ。」
縁あって我が家を訪ねてきた若者たちとの別れ際に
家人がよく言っていた言葉です。
一期一会。
人との出会いを大切にするよう、若い人たちに送った言葉を
今頃になって、本当にそういうことねえ、とシミジミ実感しています。
そんな、ホームシックなコロナ禍の今日この頃、
ワクチン副反応で外に行く気も起こらない。
少々落ち込み気味でタブレットの写真アルバムを開いて驚いた。
突然スライドショーが始まったのです。（BGM付き！）
丁度2年前の当日＝12月7日の写真です。
その日、私たちは東京の空の下だったんだ！
なんと懐かしいことでしょう！
みんな笑顔、2年前の東京の12月、銀杏並木が金色に輝いています。
親友とのひと時、みんな笑顔笑顔。当時、こんなに事になるなどと
一体誰が想像したでしょう？
私も家族も友達も口々に、またすぐ会える、またすぐ帰ってくる、
デンマークに遊びに行く、そんな会話が飛び交っていました。
会えないと思うと今更のように懐かしさが募ります。

このスライドショー、どうやらアルバムアプリの性能が向上して
いるということらしい、ならば、翌日は2年前の同日の東京での
スライドショーが見られるに違いない、とワクワクして朝一番に
開いたけれど、それは見当たりませんでした。
更なるバージョンアプを望みます。

岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/













というわけで、本日は2年前の東京シーンより
東京の12月の空は高く青い！金色に輝く銀杏並。
ホテルの窓から山下公園と氷川丸を望む、気分はエトランゼ。
仲良しとのランチタイム。プレートのメッセージに今頃シミジミ。
丸の内のクリスマスイルミネーションの下で嬉しげな筆者。







最後の2枚は
原稿を書いている最中のデスク周りから。。
古いセーターを解いてマフラーにする途中。
クリスマスラッピングもまだ途中。。