きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 659】 by 岡村恭子
VOL.659 春の日本旅行記 覚え書き その2
søndag den. 23 april 2023
旅の疲れからか、帰宅後しばらくして発熱、その後咳に悩まされて
早くも2週間が過ぎました。
その間にイースターホリデーも過ぎ、庭も新緑の頃を迎えています。
いつもなら早く庭に出たいとウズウズするはずが、
今回は中々そういう気持ちが湧いてこない。
我ながら不思議な現象です。
いつまでもぐずる子供のような自分を持て余し気味ですが、
早くシャキッとしたい!そう思いつつブログをスタートします。
この週末はコペンハーゲンの桜フェスティバルです。
桜かあ。。。春の日本を懐かしく思い出します。
⚫︎美味しい食事。
一時帰国の最大の楽しみは普段デンマークでは叶わない、
懐かしい日本の味覚を堪能することです。
以前は食べたいものの筆頭を聞かれたらラーメン!と即答でした。
次にお寿司かな?それが歳とともに変化して、さて何を食べたい?と
問われて答えに窮する。お寿司も鰻も美味しそうだけど、ことさらに
というわけでもない。そんなある日、訪ねた親友の家でワインと共に
出されたアサリの酒蒸しに、ああ、私の食べたかったのはこれだったんだ!
山盛りのアサリをペロリと平らげたのでした。
(友人はデンマークではアサリが食べられないことに驚いていた。)
そんな風に思いもかけず感動する味に出会うことがあるものです。
以前は美味しいと感じたものが調理法が変わったのか?
自分の味覚が変化したのか?あまり感動しなかったり、
それに反するように、ふとした時にデンマークの日常食、チーズや
バター風味を恋しく思ったことは今回の思わぬ発見でした。
⚫︎楽しかりし日々?!
長期ホテル逗留の暮らしは快適さと不便さの両立です。
ホテルにランドリーの設備があるかどうか?が重要条件だし、
部屋の広さもある程度ないと草臥れます。
実は以前は品川の駅近くの旧パシフィックホテルを
定宿にしていました。そこは高輪口からすぐ目と鼻の先で
広々とした客室と館内ランドリーも有って、私たちの条件に
ピッタリ!なのでした。
それが品川駅前の大規模再開発で取り壊されれしまったのは
かえすがえす残念なことでした。
そんなわけで、今回は一から宿探しです。あれこれ悩んだ挙句に
いっそ浅草に暮らしてみよう!という結論に至ったのでした。
しかし、昔懐かしい情緒あふれる下町浅草…という私たちの想像に反して、
現在の浅草は外国人観光客と国内の日帰り観光客で溢れかえり、
その賑わいたるや、町中がアミューズメントパークのようなのでした。
しっとりした下町気分を満喫したかった私たちには少しばかり
当てが外れたけれど、それさえも、やがて楽しかりし浅草の日々として
蘇ることでしょう。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
旅の思い出から食べ物特集。
美味しかったお店ばかりです。
参考にしてください。
特別に用意してくれた鰻 銀座「白」にて。
https://haku.tokyo
田町「謙徳」のお蕎麦。
https://www.kentokusobaya.com
裏浅草のお寿司屋さん「かね庄」にて
https://sushi-restaurant-20.business.site
銀座SIXのカフェ、中村藤吉本店
量が多くて食べきれない!
https://ginza6.tokyo/shops/1159
新幹線車中では駅弁の傑作と評判の崎陽軒のシュウマイ弁当!
アサリを山ほど食べた後には
お薄と一緒に見た目も美しい和菓子が。