søndag den. 14 maj 2023

五月晴れの爽やかなお天気が続いています。
日照時間も日毎に延びて、夜9時を過ぎても明るい。
夕食後、飲みかけのグラス片手に庭先の椅子に陣取って
のんびりするのも今頃ならではの楽しみです。

⚫︎海辺の街　コペンハーゲン
気軽に出られるので重宝している我が家の“ 庭先“ は又、
芝生の庭から石段で3段ほど高くて眺めが良いのも嬉しい。
その日も新緑で瑞々しく化粧した庭木を眺めながら、
二人であれこれ夏のメンテナンスに思いを巡らしていると、
上空をカモメが飛んで行きます。
そう、コペンハーゲンはバルト海に面した海辺の街なのです。
私たちの家からも直線距離にしたらわずか2kmほどで海岸です。
内海なので波も無く穏やかで、夏には海水浴に訪れる人で賑わいます。
以前は家人の運転する“愛すべきワーゲン“ で出かけたものですが、
今ではすっかり運転から遠ざかってしまいました。それも良いでしょう。
五木寛之氏も近著の中で、自身、高齢になったので運転はしないと決めた。
でも免許返納などしない。運転する権利は保持しつつ、あくまでも
自分の意思でハンドルを握らない。そうと決めたらそれで良いでは無いか。
という趣旨の事を述べています。
… 同感。傍で家人が頷きます。

⚫︎小さいながらも…。
先日、休暇でユトランド地方に旅行した娘から風景写真が
届きました。
デンマークはほぼ九州と同じ面積しか有りません。
とても小さい。
ちっぽけな国だからどの街も一緒かな？と思うとそうでも無い。
小さいながらも地方ごとに特徴が有り、人々の暮らしぶりにも
土地柄が反映しているようです。
例えば、お天気一つとってもドイツと国境を接しているユトランド半島、
特に北海に面した西海岸地方と、穏やかな内海のバルト海に面した
コペンハーゲンとでは一年を通して気温も天候も随分違います。
地方によって方言も有り、デンマーク人なら挨拶を交わしただけで
相手がどこの出身か？わかるのだそうです。
身近な例では、コペンハーゲン暮らしの長いエリックでさえ、
ちょっとしたアクセントの違いで「ああ、君はローリッシュだね」と
見破られて？しまうそうです。（ローリッシュ＝ローランドという地方出身者）
面白いですね。

⚫︎日々これ好日？！
お天気続きで庭仕事も捗ります。
例の雑草とりは続行中ですが少しずつ前進しています。
ラズベリー畑に風が入るようになりました。
しかし、まだまだ夏に向けての庭仕事はエンドレス。
ガーデニングなどというにはおこがましいけれど、
私らしく少々ワイルドなガーデニングを楽しもうと思います。

岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/







2階のベランダから庭先を見下ろす。
桜の木の下、物置付近で忙しそうな家人。






美しいシャンパン色の紫陽花です。
早速鉢に植え込みました。



水栽培をしてみよう！



町内の広場でフリーマーケットのシーズンスタート！



娘からの写真より。車窓からの菜の花畑