きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 665】 by 岡村恭子
VOL.665 夏の日差しの中で水の大切さを改めて思う。
søndag den. 11 juni 2023
今日も青空が広がっています。
この先もしばらくは日中25℃以上の真夏日が続くという予報です。
水道局から節水を呼びかけるメールが入りました。
この調子だと夏至祭恒例の焚き火も中止になりそう。
そろそろひと雨欲しいなあ、などと言うなんて
なんと呑気で平和なことだろう。
NATO、EU諸国始め西側諸国が一致団結して準備万端。
対ロシアのウクライナ防衛戦にいよいよ決着がつきそうだ、
と思っていた矢先のカホフカダムの決壊です。
周辺地域を豊かに潤し、水害から守ってきたダムが決壊し、
下流地域一体が大規模浸水してしまった。
壊すのは一瞬でも再興には何十年という年月と莫大な費用がかかる。
例え復興したとしても、それまでの住民の暮らしは元に戻らない。
誰の仕業なのか?この罪はとても重い。
カホフカダムのある南ウクライナも夏を迎えています。
本当なら豊かな作物が実る頃なのに…。
1日も早く戦闘が終結して地域の人々に平穏な日常生活が戻るよう
願わずにはいられません。
復興の際には是非日本が誇るノウハウを惜しみなく提供して欲しいです。
本当に水は大切です。
お天気が良すぎて芝生が黄色くなってしまったけれど、
水道局から節水の呼びかけがあったので水を撒かずにいます。
昨年からの節電をきっかけに、我が家なりに日常生活の見直しを
するようになりました。
蛇口をマメに閉める。食器洗いも歯磨き中も水を流しっ放しにしない。
そんな小さいことから始めてみると、なんと今まで
私は“ 流しっぱなし人間“ だったのか?と呆れてしまいます。
夏になると芝生に水を撒くのがほとんど趣味のようだった家人も、
今年は我慢している様子です。
確かに枯れた芝生は見るからに冴えないけれど、
雨が降れば芝の緑は蘇る。しばらくの間の辛抱です。
薔薇やラベンダー、紫陽花などの花壇だけは毎朝ジョウロで水をあげています。
そうっと。根元の方を中心にね。
日影の場所にはススキのようなアスチルベーや紅い小さな花フューケラが
風に揺れています。
裏庭を歩くと壁を伝う紫陽花が白い花を咲かせ、甘い香りを放っています。
根がしっかり張っている植物は少々雨が降らなくてもへこたれません。
そんな草花の姿を観察しながら、身近な自然と上手に付き合って
将来、地球が今以上に破壊されないよう暮らしの見直し。
小さなことから始めようと思います。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
全て我が家の庭から
薔薇がたくさん咲いています。
煉瓦塀に沿った日当たりの良い薔薇の花壇。
赤系、ピンク、オレンジ、白、そして黄色と
色も花びらの形も個性的。どれも魅力的です。
日影にはススキのようなアスチルベー、白いレースのようなセラスチウム、
他にも西洋オダマキやフューケラなど零れ種から根付いた花が色々。
プラムの若木に実を発見!紫色になるまで元気に育て!