søndag den. 2 juli 2023

夏至が過ぎたと思ったら急に気温が下がってしまいました。
ここ数日は雨が降ったり止んだりの変わりやすいお天気です。
あんなに暑かったのが嘘のようにひいやりした空気が辺りを
包み込んでいます。

暑さが峠を越したところで垣根の刈り込みを、いざ、始めよう！
以前にも書いたようにデンマークでは夏至の前後で垣根を

刈り込むことが暗黙の了解事項なのです。
我が家は角地でL字の一辺が３０mほど有ります。
大通りに面してはレンガ塀ですが、脇道の方はレンガ塀と垣根が
半々、従って垣根は約１５mほど。裏表両面ですから計３０m、
他に隣家との間や裏木戸入り口部分など合わせると結構な距離になります。
一度には無理なので、今回は脇道の１５mを片付けることに。

家人と二人お互いの役割りを分担してどんどん進めます。
私は主に切り払った枝葉の集め役です。
最近はそれなりに手際が良くなってきたこともありますが、
ここ数年主流になった充電式の道具が大いに役立っています。
コード無しで持ち運び自由というのは何と便利なことか！
通り側の垣根刈り込みと雑草トリマー合わせて
1時間ほどで終了しました。

この家に住み始めた頃は手入れのコツもわからないまま
慣れない電動具を手に散々苦労したのを思い出します。
作業開始するためには、まずコードを繋げなければならず、
そのためには家の一番庭側にある差し込みから３０m以上もある
長い長〜いコードを引きずって広い庭を横切り、垣根の上を跨いで
外側に回し、家人がそれを肩にかけて、重たい刈り込み機を両手に
構える姿はちょっとした戦闘員なのでした。
この季節になると毎年同じ苦労を繰り返していたのですが、
数年前に世に出た充電式ツールによって一挙に作業が軽減され、
作業時間も大幅に短縮できるようになりました。

途中、通りがかりの人が挨拶してゆきます。
作業の手を休めて一言二言交わすだけで朗らかな気持ちになります。
「やあ、ご精が出ますね。」…通りを挟んだお隣さんのご主人です。
一区切りついたらウチの庭で珈琲でもいかが？という親切な申し出を
丁重に辞退して垣根の内側も一気に仕上げてしまいます。

垣根を眺めながら、床屋さんに行ったみたいにサッパリした、と
ひと仕事を終えて大満足の夕食後…
気づくと家人は庭先の桜の枝払いを始めてしまいました。
グラス片手に枝振りを眺めながら、のんびりゆっくり…。
それも、また楽しからずや…です。

岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/







我が家の庭より。
夕日に照らされた薔薇とピンクの芍薬、
白い穂が美しいアスチルベ。。












裏木戸とお勝手ドアの修繕と塗装も済んで、
木戸脇の植え込みも刈り込みも一挙に終了。



脇道の垣根はこんな感じに。
周辺の雑草もトリマーで除去してスッキリ。



夕食後の一仕事？
明るい季節ならではの楽しみです。