きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 678】 by 岡村恭子
VOL.678 デンマークの暮らし 冬を迎える準備の巻
onsdag den. 20 september 2023
雲の流れが早い。
秋晴れの空が一転、大粒の雨になり、またしばらくすると
ケロリとした顔でお日様が顔を出す。
気まぐれな秋の空です。
夜の帳が降りる時間も早まってきました。
ステッチハウスの新着アイテムの美しい雪景色を見ながら
https://www.stitchhouse.jp
確実に長い冬に向かっていると実感する今日この頃です。
⚫︎冬を迎える準備 その1
9月に入ってから暖かい日が続いています。
今のうちに冬を迎える準備をしなくては!
最優先すべきは例の給湯パネルの交換です。
詳細はこちら↓
https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/2535.html
我が家のような古い家では年がら年中小さなトラブルが生じます。
その中でも特に多いのが水回り問題、大抵の場合水道水に含まれる
カルキが原因です。普段からこまめにカルキ付着を取り除くことが
必要で、スーパーの洗剤コーナーには(酢酸系なので)鼻にツンとくる
強力タイプから食器に使う無臭タイプまでよりどりみどり。
(私はお料理に使った後のレモンの皮でシンクをクルリと
ひと撫で、水滴跡がきれいに取れます。)
他にもトイレの水洗タンクがカルキ付着で、水が流れっぱなしに
なってしまったり、とまあ、色々細々起こるハプニングにも今では
すっかり慣れて、できる限り自分たちで解決するようにしてはいますが、
さすがに今回は給湯パネル交換なので職人さん頼みです。
当日は早朝から手際よく作業開始。昼過ぎには新しいパネルが設置されました。
どうやら、この冬は安心して暖かい部屋で過ごせそうです。
⚫︎冬を迎える準備 その2
お天気の良い日には外回りメンテナンスの最終章に拍車をかけます。
アルネ ヤコブセンの住宅の特徴の一つに細い鉄パイプの欄干というか、
垣根というか、仕切りといべきか?があります。
見た目は美しいのですが実に手がかかる。数年ごとに塗らなくてはならない。
放置していたらいずれ錆びて朽ち果ててしまいます。
裏庭のパイプは去年家人が塗ったばかりなので、今回は2階ベランダと
キッチン入り口の階段部分です。
細いパイプのサビ部分をペーパーでこすり取り、水拭き乾燥後、
ベタつく専用塗料で一本一本塗ってゆきます。
不器用な私は指先についた塗料でベタベタになってしまい
ため息混じり、それでも2日がかりでなんとか終了、
数年の間はパイプのサビを気にしなくて済みそうです。
北欧暮らしは「夏&冬」「明&暗」の2分割だと痛感します。
これから向かう「長い冬&暗」の季節を快適に過ごすために
まだまだがやるべき事が出てきそうな予感です。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
給湯パネル交換工事の様子から。
パネル一台の重量が約40kg!重たい!
裏庭のパイプ垣根の塗装風景と
2階ベランダの作業風景。ついでに窓枠のペンキ塗りも。
今年は豊作でした。これが最後の一個!
晴れたそばから雨になる。移り気な秋の空です。