tiasdaag den. 31 oktober 2024

10月最後の日曜日、時計の針を1時間遅らせて冬時間になりました。
これから冬至まで日を追うごとに夜が長くなってゆきます。
Xmasの計画を立て始めたり、お菓子作りに精出したり、
この時期を如何に上手くやり過ごせるか？がメンタル面での
健康管理に欠かせないポイントと言えそうです。

⚫︎そんな暗い季節にパッと明るいニュースです。
昨年9月、家人と相棒のエリックが運営するデザインオフィスが
50周年を迎えたことはお知らせしましたが、
https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/2538.html
その後、50周年記念の椅子のデザインを飛騨高山の家具メーカーさんに
提案するという話が持ち上がり、具体的な作業がスタートしたのでした。
日本人でありながらデンマークを拠点にヨーロッパで活動して半世紀、
今、新たに日本のメーカーとのコラボレーションが実現したことに、
運命的なものを感じてしまった…、というのは少々オーバーかもしれないけれど、
やはり彼にとって “ 心の故郷日本“ なのです。
話が進む中で、つくづくと不思議な縁を感じてしまったのは事実です。
結局は良い人々との巡り合い、それに尽きるのかもしれません。

⚫︎遠くて近きはデンマークと日本の飛騨高山！
デザイン提案、その後のデザインすり合わせ、試作制作、チェックなど
全てラインとメールで簡単にできる。本当に便利な世の中になりました。
開発担当責任者のY氏は昔からの知り合いで、家人のデザインの
良き理解者でもあります。以心伝心とはこのことかというくらい、
スムーズに試作のプロセスが完了し、めでたく秋の家具フェスティバルで
発表される運びとなりました。

平坦な国土のデンマークと聳える山々に囲まれた奥深い飛騨の里、
まるで対照的な環境にありながら、どちらも家具産業が盛んという点で
似ています。貴重な木材を使用するため伐採と植林のバランスを考える
など自然環境変配慮も欠かせない、林業が盛んなところも似ています。
今回、Nissinから発表されたOM50の椅子は全て地元の檜を使用し、
地産地消という点でも時流にかなっているコレクションになりました。
これから、どんな風に展開されてゆくのか？詳細は未定ですが、
長く人に愛される商品に育ってくれますようにと願っています。
https://www.nissin-mokkou.co.jp

大袈裟なリフォームでは無く、少しだけインテリアのレイアウトを
変えてみる。それだけで見慣れていたはずの部屋が新鮮に感じられること請け合いです。
年齢やライフスタイルの変化に合わせて
自分のお気に入りの椅子を一脚選ぶ。そうやって少しずつ
増やしてゆくというのも楽しいのではないでしょうか？

岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/










✴︎OM50✴︎
シンプルなデザインにまとまったOM50
北欧の空気と日本の風を感じてもらえたら嬉しいです。
https://www.nissin-mokkou.co.jp



我が家の斜向かいの街路樹も、



私の買い物コースの大通りも、



そして、我が家の庭も秋模様です。