きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 736】 by 岡村恭子
VOL.736 デンマークの暮らし 冬籠りの頃のレシピ紹介
mandag den. 13 januar 2025
冬至の頃に比べて日照時間が30分も長くなったそうです。
確かに晴れた日には太陽の位置が高くなってきたような気がします。
少しずつだけれど明るい季節に向かっている。
遠くに旅していた「太陽さん」が戻って来る…。
お帰りなさい!と言いたい気分です。
年明けからしばらくの間、冬台風のような荒れ模様の日が続きました。
そういう時には冷蔵庫の掃除日ね!などと言いながら献立に工夫します。
本日はそんな中から我が家の冬の暖かメニューをご紹介します。
⚫︎有り合わせの材料で作る「カタ焼きあん掛け焼きソバ」
材料 1 中華乾麺
2 白菜、青梗菜などの菜葉類 あればモヤシなど、
3 冷凍してあった自家製焼豚
4 冷凍エビ
5 ゆで卵 etc.好みの材料。
6 砂糖、醤油、あればオイスターソース
7 顆粒中華スープの素、水溶き片栗粉
作り方
1 酒と生姜汁少々につけておいた解凍エビに片栗粉をまぶしサラダ油でサッと揚げる。
2 フライパンにサラダ油を熱し、あらかじめ茹でて水切りした
中華麺を素揚げする。(油は跳ねません。)
3 胡麻油をしいたフライパンで適当に切った野菜を炒め、6の調味料で
味を整え7を加え焼豚など調理済み具材を加え、とろみをつけて完成。
各種調味料などが手に入る便利な時代になりました。
⚫︎冷凍剥き貝で作る佃煮
年末のスーパーで見つけたアサリとシジミの間位の小粒の冷凍貝。
剥き身になっているからすぐにでも調理できそうです。
インターネットでアサリの佃煮を検索して作ってみたら、
これが実に美味しい仕上がり!
千切りの生姜をたっぷり加えて汁気がなくなるまで弱火で煮込んで完成。
アサリの佃煮と遜色ない美味しい佃煮ができました。
暖かいご飯に乗せて。晩酌のお供にもピッタリです。
⚫︎自家製焼豚
以前にも書いたのでレシピは省略しますが、
我が家は肩ロースのブロックを適当なサイズにまとめます。
2、3日タレに漬け込んだら焼き時です。
常備食としてスライスして冷凍保存し活用します。
他にも肉まんや春巻きなど、寒い時期だからこその手作りレシピが
我が家の食卓を彩ってくれます。
年明けから世界各地で自然災害を始め、あまり明るいニュースが
聞こえてきませんが、こういう時だからこそ身近な幸せに感謝し、
日々を大切に暮らしてゆきたいと改めて思っています。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
コツは麺を茹ででから揚げるという手間を惜しまないこと。
色々と試した結果スーパーで買える安価な中華乾麺が最適と判明。
パッケージを見たらヴィーナス貝という名前でした。
アサリ類の仲間だそうです。
たっぷりの生姜と一緒に酒醤油砂糖で煮詰めると美味しい佃煮の完成です。
焼豚は家人の担当です。不意の来客時にも重宝な保存食。
外は木枯らし…。そんな日は
暖炉を焚いて火の番をしながら四方山話に花が咲きます。