きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 739】 by 岡村恭子
VOL.739 デンマークの暮らし メールも手紙もややこしいの巻
tirsdag den. 11 februar 2025
珍しく調子を崩してしまい、家事を怠けてゆっくりしていました。
お陰で元気回復、何はともあれ健康な毎日が一番!と痛感しています。
久しぶりに買い物に出かけると公園の生垣の中から
チュンチュンと賑やかな雀たちの囀りが聞こえてきました。
四季を敏感に感じ取る小さな生き物たちの息遣いに
明るい季節の兆しを感じとります。
ひと月程前、見知らぬ日本人青年が我が家を訪ねてきました。
誰だろう?首を傾げている私に開口一番、
「お久しぶりです。覚えていますか?」というでは有りませんか。
はて?ますます訝しげな私に20年ほど前に両親と一緒に来たとの事。
名前を聞いて思い出しましたが、当時4、5歳の男の子です。
会った記憶も朧で、懐かしい…というよりも見知らぬ青年という印象ですが、
兎にも角にも家の中に招き入れ、丁度食べようと焼きかけていた
パンケーキでお茶タイム、経緯を聞くと何度かメールしたが戻って
しまっていたそうです。当たって砕けろという気持ちで訪ねてきたとのこと。
私が買い物に出てなくてよかったね、もし留守だったら残念すぎると
笑いながら、思いがけない午前のひとときとなりました。
また、つい先日には友達とのメールのやり取りでお互いのメールが
戻ってしまうというトラブル発生。一体どちらのせいなのか?
それぞれの契約会社に問い合わせても埒開かず、今もすっきりしないままです。
お互いアドレスを2つ持っていたのでなんとかなっていますが、
危うくそのまま音信不通となってしまうところでした。
メールは便利ですが、今回のようなことがあると急に心細くなってしまう。
やっぱり手紙が一番!と言いたいところですが、こちらも問題多し…なのです。
先週のことです。数通の手紙が一度に届きました。
元気の無い時の手紙くらい嬉しいものはありません。急ぎ開封すると全て年賀状です。
2月に届く年賀状など聞いたこと無いし、消印が見えるのだけでも2024年12月30日、
2025年1月6日とひと月以上かかっている。
これには怒りを通り越して呆れ返ってしまいました。
現在、デンマークから手紙を送る場合、通常の封書や葉書以外は全てネット上で
支払いまで済ませなければなりません。書き込み完了した記入欄をプリントし、
スーパーやキオスクに有る郵便取扱い窓口に荷物と一緒に持ってゆくのです。
自分で勝手に貼ったりしてはダメ。
便利なのか?不便なのか?よく分かりませんが、プロセスを考えると億劫になります。
受けとる人の笑顔を想像しながら丁寧に宛名を書いて、記念切手を沢山貼って、
最後に“ Airmail “ の青いシールをペタン!としたら完成!…。
そんな小さな包みを家族や友人に送っていた時代が懐かしい。
自他ともに認める筆マメ人間だった私もなんとなく気の削がれる
昨今のメールと手紙事情です。
気持ちを切り替えましょう。
子供達は冬休みです。
今月末はタルを割って遊ぶ子供達のイベント=ファストラウンです。
元気な歌声が寒い冬を追い出してくれますように。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
1997年の記念切手シリーズ。
デニッシュデザイン、デニッシュ工芸デザイン、
建築家シリーズは全て使用して手元にないのが残念。
こんな可愛い漫画シリーズもありました。
デンマークの子供達のアイドルRasmus Klump
日本に手紙を認めると
最後にデンマークの旗とエアメールのシールを貼って
無事に届きますように…と投函したものです。