2010年4月~6月
【きょうのクロスステッチ Vol. 45】 by 岡村恭子
VOL.45 イースター明け 第一便
torsdag den 8. april 2010
こんにちは。
先週はイースターホリデーでこのページもお休みを頂きました。
残念ながら後半は雨になってしまいまったものの、かなり庭仕事が
はかどりました。
まずはジャガ芋畑作りです。(きょうのクロスステッチVOL.23)
広いのに場所が無い!というのが我が家の庭の問題点で、
引っ越して来た時には薮だった辺りを開墾して何とか確保したのが、
今まで苺を育てていた猫の額ほどの三角地帯なのです。
こんなささやかな畑、何も考えずに掘り返してしまえば簡単なのでしょうが、
私は苺の株の取り残しや、エゾネギの根が出て来ると見捨てられず、
シャベルのお腹に乗せて移転先を求めて庭をウロウロ…。
ここは良いかな?という場所を見つけて植え込んでいる内に、
その辺りの草取りを始めてしまう…。そんな繰り返しなので本当にはかどらない。
広い庭のあちらからこちらへ、シャベル片手に動き回る私に半分呆れつつ、
多分そういうプロセスを楽しんでいるのだろう、という
家人の声を聞き流して、それでも、何とかきれいになりました。
只今肥料を加えて寝かせています。
夏にはジャガ芋収穫便りができるかな?と、今からとても楽しみです。
庭は早春の花達でにぎわいを見せています。
前回のエランティスやスノーボールはもうお終り、今はクロックフラワー
(花頭を釣り鐘のようにして咲く小さな春の花達の総称)を中心に
ヒヤシンスも顔を出し始めています。バラの花壇にはムスカリの芽が
ツンツンと可愛らしい角を立ててお日さまに向かって延び始めました。
北欧の春は植物の成長エネルギーで溢れるようです。ですから、
『春眠暁を覚えず』の反対。人間達も元気になって活動したくなる。
少なくとも私はそうです。長い冬眠から目覚めた動物もさも有りなん、と
いうような気分です。
そういえば、厳寒だった冬をどうサバイバルしたのか?ノラ猫カナちゃんが
ひょっこりと顔を見せに来ました。カナ猫も冬眠から目覚めたのでしょうか?
その日から、また何事も無かったように勝手なルーティーンでやって来て、
いつもの場所で昼寝をしています。
彼女の場合は『春眠暁を覚えず』のようです。
桜の木の芽がふっくらと白くはじけ始めています。
今年もきれいに咲いてくれますように。
岡村 恭子
http://www.copenhagensmile.com/
クロックフラワー。良い香りがします。
紫色のクロッカスよりも遅咲きの黄色いクロッカス。
名前は不明ですが、薄紫の金平糖かお星様のようです。
いずれも庭を彩る春の花たち。プラムやリンゴの木の下に
群生して咲いています。
畑仕事に精を出す筆者。