2012年7月~9月
【きょうのクロスステッチ Vol. 147】 by 岡村恭子
VOL.147 娘のお菓子教室。
torsdag den. 12 july 2012
7月だというの気温が低く、 涼しいのを通り越して 肌寒く感じる日が
続いています。前回掲載した海岸の夏風景が遠い過去のような 、
眩しい太陽の下で日光浴が出来る日を “ 待ちぼうけ “ の毎日です。
そんなある日のこと、急にお菓子を焼きたくなった…と、
娘がキッチンに顔を出しました。お料理本の代わりにPCのレシピページを
開いて、鼻歌まじりに楽しそうです。何を作るのかしら?
一緒に作りたいけれど、ここはひとつ彼女のお手並み拝見。
焼き上がりを楽しみに、それまで私は夏の庭仕事です。
丁度今頃は薮や庭木の剪定時期です。垣根や大きな木は家人に
お任せですが、薮の手入れは概ね私の係です。鬱蒼と茂ったレンギョウや
ライラックや山吹の下枝の方からハサミを入れて行きます。少しずつ
隙間が出来て風が入る様にしてあげると植物達も気持ち良さそうです。
手入れをしながら私も深呼吸、夏らしくない!と文句を言いうものの、
庭仕事には打ってつけのお天気です。汗知らずで動き回れます。
ついでに、目についた雑草取りもします。芝生の間に咲いている紫色の
小花などは可愛らしいから、つい見逃したくなるのですが、見かけに寄らず
地下で逞しく根を張って、少し放っておくと気づいた時には芝生一面が
覆われてしまいます。クローバーも猛烈な勢いで芝生の上を占領中です。
裏庭ではオレガノやレモングラスもスクスク元気です。本当に我が家の庭は
雑草の宝庫(=手入れが行き届いていない)だ、と我ながら感心します。
そんな草むらで小さなワイルドベリーとレッドカラントの赤い実が
沢山なっているのを発見!さっそく摘んでキッチンに持って行くと
丁度ケーキの焼き上がる所でした。仕上げにベリーを飾ったら、まあ、かわいい!
見た目も楽しいおやつの完成です。
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*チョコレートマフィン*
[材料]
小麦粉 110g
ベーキングパウダー 小さじ 1
ココア 大さじ 4
バター 125g
グラニュー糖125g
ミルク 大さじ 3
卵 3個
ビターチョコレート 100g
好みでトッピング用にパウダーシュガー適宜
[作り方]
1) ボールにグラニュー糖と卵を入れ泡立てる。(泡立て器で掬うと角が立つくらい)
2) チョコレートを細かく砕いておく。
3) バターと(2)のチョコレートの内3分の1を一緒にして湯煎で溶かし、火から下しミルクを加える。
4) あらかじめ振るっておいた小麦粉、ベーキングパウダー、ココアを(1)に3回に分けていれる。
5) 更に(3)を加えて全体を良く混ぜ合わせる。
6) マフィンの型に入れ、残りのチョコレートを均等に分けて入れる。200℃で12〜15分
7) 完全に冷めてから好みで飾り付ける。
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娘伝授のデニッシュマフィンは口当たりしっとり&ふんわり、リッチな味わいが
冷たい紅茶にピッタリです。刺繍の合間お試し下さい。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/
http://copensmile.exblog.jp/
次々に咲く庭の花を切り花にして楽しんでいます。
赤くて可愛らしいワイルドベリー、朝食のヨーグルトにもピッタリです。
マフィン完成! 仕上げにレッドカラントでおめかしです。