torsdag den. 28 marts 2013


記録的に寒かった３月も残り僅かになりました。
まだ朝晩は氷点下ですが、日中の陽射しには何とも言えない暖かい
温もりを感じます。
２８日にはイースターホリデーがスタート、そして今週末には夏時間に
切り替わります。たった１時間、時計の針を早回しするだけで、
早朝から日暮れまでがとても長くなったように感じられます。
何だか手品にかかったように、北欧は一気に春に模様替えです。
黄水仙、黄色いヒヨコ、そして黄色いゆで卵！
たくさんの黄色い色に囲まれたイースターホリデー。
人々は思い思いに明るい季節の到来を謳歌します。
「春が来た！」と思っただけで、何でこんなにワクワクするのでしょう？

窓辺に置いたゼラニウムにイースターのニワトリを飾ってみたりして、
あとは暖かくなるのを待つばかりのある日、リビングの掃除をしていた時です。
そういえば…、と棚の隅に置きっぱなしのバスケットにふと目が止まったのが
いけませんでした。それからしばらくの間、掃除など後回しにして
何をしたのかというと　” LEGO “に夢中になってしまったのでした。

幼かった頃の娘のレゴ用おもちゃ箱になっていたバスケット、
そのフタを開けると…、わー、はっきりくっきりのレゴカラーが眩しい！
バラバラになってしまったブロックが無造作に放り込まれています。
大小さまざまなブロックに混ざってパイロットや海賊、 お巡りさんに
アイスクリーム屋さん、花束やコップや工事用の看板…出てくる、出て来る！
こまごまとしたパーツ。小さいのにどれも実に良く出来ています。
世にレゴマニアがいるのも大いに頷けます。

子供に戻って遊びながら、そういえば前回の “ IKEA “ も “ LEGO “も
世界中の人がすぐに覚えてくれるネーミングだなあ、と感心しました。
一度聞いたら忘れない名前、簡単に書ける名前は、グローバルな視点で
考えるとネーミングは大切なファクターです。
スウェーデンの若者が始めたD.I.Y.ショップのIKEA、
デンマークのレンガ職人さんの発案で誕生したブロック玩具のLEGO、
何れも北欧勢、なかなか頑張っているとちょっと嬉しくなりました。


岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/





窓辺をイースターらしくしてみました。



庭の木々も枝の先がふっくらしてきました。







バスケットの中はLEGOワールド。可愛いレゴ人形が楽しい！