torsdag den. 12 december 2013


クリスマスイブ迄あと１０日あまりとなりました。
何事も本番を控えた時の方がワクワクして楽しかったりしますが、
デンマークのクリスマスも直前の今頃が一番盛り上がります。
いざクリスマスになってしまうと、家族が集いご馳走と甘いデザートを
食べ続け、 子供達はプレゼントの山に埋もれ、それにも飽きてしまえば、
あとは大晦日まで、ちょっと手持ち無沙汰で退屈な日々となってしまうからです。

娘は小さなカトリック系の小学校に通っていました。
毎週木曜日には教会で牧師さんからお話を聞き、赤いジュースとパンのかけらを
口に入れてもらって帰って来ました。そんなでしたから、１２月になると
玄関ホールには天井迄もある大きなツリーが設えられ、ツリーの枝には
お菓子の詰まった袋が下げられて、毎朝抽選で選ばれたクラスが袋菓子をもらえると
いう、まさに” 毎日クリスマスプレゼント！”の日々、 遅刻などしていられません。
子供達にとってどんなに楽しみだった事でしょう。
それでなくたって暗いこの季節、甘いお菓子はお口に中だけでなく、
心までほっこりと幸せな気持ちにさせてくれます。
本日はクリスマスシーズンのおやつの定番エーブルスキーバーの作り方です。

☆Æbieskiver : エーブルスキーバーの作り方☆

材料　（約３０個分）たこ焼き用器で代用可能だと思います。　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
［材料１］
生イースト　　　　　１５g
牛乳　　　　　　　１７５cc
湯煎で溶かしたバター　１３g
卵黄　　　　　　　　　２個
砂糖　　　　　　　大さじ1/2
カルダモン　　　　少々
レモンの皮　　　　少々
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
小麦粉　　　　　　１２５g
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
卵白　　　　　　　２個

作り方
1) ボールにイーストと牛乳を入れて良く混ぜ、残りの［材料１］を加え良く撹拌する。
2) １に小麦粉を加えて更に滑らかになるよう撹拌する。
3) 布巾をかけてそのまま室温で一時間放置する。
4) 別のボールで卵白２個を良く泡立て、３の中に混ぜる。
5) 丸いたこ焼き型にバターを型の半分くらいまでのたっぷりの
　　バターを入れ、溶けたら材料を流し入れる。
6) フォークやクシなど尖ったもので返しながら全体が丸くこんがり焼く。

焼き上がったらパウダーシュガーを雪の様に振りかけジャムを添えて頂きます。
ユールヤータを作りながら食べるエーブルスキーバーもまた北欧のクリスマス
シーズンならでは…。お試し下さい。


岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/





街角のドライフルーツのお店、こんがり焼きアーモンドのこんがり香ばしい匂いが漂います。



写真左に見えるのがエーブルスキーバー用のフライパンです。







こんがり丸く焼き上がりました。暖かいうちにどうぞ！（冷凍して保存出来ます。）